Retreat報告(2014年11月15日・16日開催)

1.題目:『質的研究過程の実際 – テクストの読みから論文執筆まで – 』
講師:能智正博教授(東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース)

2.題目:『学習法を使った効果的な授業運営方法』
講師:荒木晶子教授(桜美林大学リベラルアーツ学群)

3.題目:“Get your Vision by Metaphoric Drawing”
講師:林吉郎名誉教授(青山学院大学名誉教授)

伊豆高原で開催されたリトリート無事終了致しました♪
今回開催されたリトリートは、非会員の学生6名の参加もありました。

能智正博先生(東京大学大学院教育研究科臨床心理学コース)が発表された「質的過程の実際―テクストの読みから論文執筆まで」をテーマにして、質的データに含まれるメッセージ、思考の枠組み、情報の分析、理解を深めることの重要性を解説頂きました。
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荒木晶子先生(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)が発表された「学習法を使った効果的な授業運営方法」では、多様化した学生に対して、学生に合ったスタイルを取り入れるべきと解説した。4つのスタイルとは内省観察型、直接体験型、抽象概念型、思考実験型を指す。
また、それと合わせて、好奇心にあふれた学習環境を作り上げる能力とコミュニケーション能力が求められることも強調された。
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最後に林吉郎先生(青山学院大学名誉教授)は、「隠喩描画でビジョンを描こう」を解説。自分が将来なりたい自分をイメージすることを強調され、それを絵画によって表わすことであった。そのためには現在の枠組みにとらわれないで、新しい自分に出会うことを目指すものであった。そして、グループで討議することによって、他人の価値観を共有して、新たな自分の気付きを促してくれました。
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普段の喧騒した雰囲気とは違い、伊豆高原という非常に自然豊かな場所で行うことができ、参加者同士楽しく交流が出来ました。
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