会長メッセージはじめまして!
このたび、SIETARの会長に就任することになりました岩田祐子です。SIETARとはかれこれ10数年間の付き合いになりますが、これまで会員として、様々な研究会・ワークショップ・大会に参加させていただきました。SIETARで学んだことは計り知れません。ずっとお世話になりっぱなしのSIETARの会長にまさか自分がなるとは思ってもいなかったのですが、引き受けた以上は、微力ながら、しかし全力でSIETARに貢献できればと願っています。 SIETARは私にとって、いつ参加しても暖かく迎えてくれる家庭のような場所です。SIETARでは、国籍も年齢も性別も人種も関係ありません。ここは、異文化コミュニケーションを学ぶ一人の人間として、ありのままでいられる素晴らしい場所です。この素晴らしいSIETARを私なりに守り、発展させていくことが私の仕事だと思っています。 私は、アメリカの大学院で英語教授法の修士号を取得した後、神奈川県平塚市の東海大学でずっと教鞭をとってきました。大学では、英語・社会言語学・異文化コミュニケーションを教えています。留学中に異文化摩擦や異文化ショックに自分自身が苦しんだこと、帰国して就職した東海大学がネイティブ教員を多数雇用していて、彼らと大学の組織との板ばさみになって苦しんだことなどがきっかけとなり、異文化心理学や異文化コミュニケーションを学び始めました。その過程で、SIETARの研究会にも参加し、勉強させてもらいました。専門は、もともとは英語教授法・応用言語学ですが、現在はそこから広がって、社会言語学(特にディスコース・アナリシス)が主な研究分野です。博士論文では、「二言語による社会化」をテーマに言語データを集め、分析しました。それをきっかけに、今ではバイリンガリズムやコード・スイッチングにも関心を持っています。ディスコース・アナリシスの分野では、特にポライトネスやターンテイキングの研究を行ってきました。また英語教育の分野に異文化トレーニングの考え方や方法をもっと取り入れていければと研究してきました。 SIETARという大きな学会の会長として、抱負を述べなくてはいけないのでしょうが、まだ慣れない私はうまく抱負を述べることができません。先輩の先生方のご助言に耳を傾けながら、徐々に自分なりの抱負を打ち出していければと思っています。それではどうぞよろしくお願いいたします。 岩田祐子(東海大学)
Hajimemashite! As the newlyelected President of SIETAR Japan, I would like to introduce myself. I have been participating in SIETAR workshops, meetings and conferences for more than ten years now and I always feel comfortable and relaxed, as if I were at home at every SIETAR meeting. This is because in SIETAR all members are treated equally and can act freely regardless of their nationality, race, age or gender. This welcoming and relaxed atmosphere is one of the most fantastic and valuable characteristics of SIETAR, and one which I will make every effort to maintain. After obtaining my M.A. in TEFL in the U.S.A., I started teaching English at Tokai University in Hiratsuka, Kanagawa. I teach English, sociolinguistics, international studies and intercultural communication. My research interests include not only English language teaching and applied linguistics but also sociolinguistics, particularly discourse analysis. For my doctoral dissertation, I gathered dinner-time conversational data and analyzed bilingual socialization. I have also conducted research on turntaking and politeness in English and Japanese. I have long been interested in how to apply intercultural training to English language education in Japan. Yuko Iwata (Tokai University)
|
|||