会長からのご挨拶

会員の皆様へ

みなさま、こんにちわ!2017年4月より異文化コミュニケーション学会の会長を務めさせていただいております出口真紀子です。浅井亜紀子前会長は、学会誌(紀要)の改革、年次大会募集要項のオンライ化と査読の推進、Global SIETARとの連携の強化など、本学会をよりアカデミックで国際的な学会にするために、様々な功績を残されました。私も今後、本学会のために浅井先生の功績を受け継ぎ、さらにSIETAR Japanを魅力的な学会にすべく尽力してまいります。

今後の課題は、より異文化コミュニケーション学会の広報に力を入れ、学会内では会員がお互いと連絡を取り合い、知り合えるようなしくみを設けることです。また、社会との関りでは、今後益々増えることが予測される異文化トレーニング研修の需要に対応すべく、外部から異文化トレーナーの要請などがあった場合に異文化コミュニケーション学会会員ともつなぐことのできるようなしくみを設けることも計画しています。

今日の日本社会は共謀罪の成立、言論弾圧、沖縄米軍基地の対立などから見られるように、人権を制限しようとする動きや、ヘイト・スピーチ、ヘイト・デモ、ネット右翼などにみられるように、インターネットやSNSを駆使した差別行為の扇動により、私たちにとって危機的な状況になりつつあります。異文化コミュニケーション学会の会員は従来より異文化や多様性を尊重し、公平で公正な社会を築くための研究・教育に長年携わってきました。その知見や経験を活かしながら、こうした積極的な差別に立ち向かい、同調圧力や抑圧に対して批判的に発言・行動していく必要があるのではないかと強く感じています。そうした国内事情は世界の保守化とも連動しており、今後ますますアジア、欧米諸国との連携を強化する必要性が生じているように感じます。

2018年は十数年ぶりも国際大会を日本で実現します。海外のSIETARianが数多く来日することで、より情報交換と共同研究の促進をする好機会でもあり、日本の異文化コミュニケーションの様々な知見を共有する貴重な機会です。中迫俊逸国際大会委員長を筆頭に皆さまのご提案とご協力を得て、有意義な国際大会を実現したいと思います。

出口真紀子 異文化コミュニケーション学会会長

2_white my profile photo for SIETAR Japan website

Share on LinkedIn
LINEで送る