作成者別アーカイブ: KimuraToshiko

おかげさまで2022年度年次大会は、無事に終了いたしました。

おかげさまで2022年度年次大会は、無事に終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。
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大会運営委員一同

異文化コミュニケーション学会年次大会(シータージャパン)基調講演参加チケット

The 37th SIETAR Japan Online Conference November 26 – 27, 2022
Living in the “in-between”: Exploring multicultural identities and belonging
大会テーマ:「文化の狭間に生きる: 多文化的なアイデンティティと帰属意識の探求」

第37回異文化コミュニケーション学会年次大会では、皆様のご要望にこたえまして、基調講演のみの参加チケット(1500円)をご用意いたしました。チケットをご購入いただいた方は日本語と英語、両方の基調講演にご参加いただくことができますので、ふるってご参加いただけますようお願いいたします。チケットのご購入についてはhttps://sietar2022.peatix.com/にアクセスをお願いいたします。

基調講演は以下の2名のゲストスピーカーです。
KEYNOTE SPEAKERS:
11月26日(土曜日)13時30分―15時30分 (Saturday, November 26 13:30-15:30)
Reiko Ogawa 小川 玲子 (Chiba University 千葉大学)
Consultant to Immigration Bureau and former Chair of Immigration Policy Society
出入国在留管理庁 難民審査参与員

11月27日(日曜日)9時―11時(Sunday, November 27 9:00-11:00)
Neelam Sahota ニーラム・サホタ
CEO of DIVERSEcity Community Resources Society, BC, Canada
ダイバーシティ・コミュニティー・リソース・ソサエティーの執行役常務
(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)

Lisa Rogers & Michi Saki
Conference Chairs

Japanese Keynote Speaker(日本語版)English Keynote Speaker(日本語版)

異文化コミュニケーション学会年次大会(シータージャパン)早期申し込み期間(11月7日まで)

異文化コミュニケーション学会 会員の皆様へ

 

異文化コミュニケーション学会の大会委員長の﨑です。大会のお申し込みはお済みでしょうか。早期申し込み期限は11月7日(月)(23:59まで)です。お忘れなく!

異文化コミュニケーション学会(シータージャパン)会員:3000円(海外のシーター会員を含む)

◎早期申し込み期間(11月7日まで)を過ぎますと、学生を含むすべての方に5000円をお支払いいただきます。締切にご注意ください。

*非会員:5000円

 

異文化コミュニケーション学会 37回(2022年)年次大会 ホームページ

https://sites.google.com/view/sietar2022/home?authuser=0

 

お申込み・チケットのご購入

https://sietar2022.peatix.com/

 

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

大会委員長

﨑 ミチ & ロジャーズ・リサ

 

Generalflyer.with payment info

10月定例会

10月定例会

異文化トレーニングの新しい教科書の理論と実習:

知覚構成主義から見えてくる「異」との出会い

Theory and Practice of a New Textbook on Intercultural Training: Encountering “Difference” through Perceptual Constructivism

 

開催日時:2022年10月1日(土)13:00~16:00

方法:ONLINE(ZOOM)

使用言語:日本語  Language: Japanese

 

講師:山本志都先生 (東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科教授)

専門は異文化コミュニケーション学、異文化感受性研究、異文化トレーニング。M.A.(Speech Communication, Portland State University)、博士(教育学、上智大学大学院総合人間科学研究科)。異文化コミュニケーションを体験的に学ぶための教育手法を日々工夫している。異文化感受性発達モデルを長年にわたり研究し、日本的な観点を導入した尺度を開発している(印刷中)。構成主義に基づいた再解釈とモデルの拡張の詳細は新著『異文化コミュニケーション・トレーニング:「異」と共に成長する』(三修社)に掲載。著書に『異文化間協働におけるコミュニケーション:相互作用の学習体験化および組織と個人の影響の実証的研究』(ナカニシヤ出版)、『異文化コミュニケーション・ワークブック』(三修社)などがある。

山本1

石黒武人先生(立教大学異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科准教授)

専門は異文化コミュニケーション学、組織ディスコース研究。M.A. (International Studies, University of Oregon)、修士(異文化コミュニケーション、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科)、博士(異文化コミュニケーション学、同研究科)。ライフストーリー・インタビュー、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ、談話分析などの質的研究法を研究目的に応じて用い、様々な研究を行っている。著書に『多文化組織の日本人リーダー像:ライフストーリー・インタビューからのアプローチ』(春風社、日本図書館協会推薦図書)、『多文化チームと日本人リーダーの動的思考プロセス:グラウンデッド・セオリーのからのアプローチ』(春風社)などがある。

石黒1

講演の概要:異文化コミュニケーションの「異文化」から文化を外し、「異」に注目するようにしてみると、何が可能になるでしょうか? このワークショップでは、異文化コミュニケーション教育への新しいアプローチを理論とエクササイズの両面からまとめた新刊『異文化コミュニケーション・トレーニング:「異」と共に成長する』(山本志都・石黒武人・Milton Bennett・岡部大祐, 三修社, 2022年11月出版)の内容を紹介します。従来の異文化コミュニケーション教育のアップデートに挑戦した内容になっています。本書の理論的背景には「構成主義」と「異文化感受性の発達」があり、学習者自身もこれらの理論を学び、その発想を身につけるのですが、多彩なエクササイズや対話のワークを通して、体験的に学ぶことができるのが特徴です。今回のワークショップでは次のようなことを行います。

 

① 本書全体の内容構成・特徴の紹介、Bennett博士からの本書の紹介(動画)

③ サンプル章の紹介と解説

④ サンプル・エクササイズの実施と解説

⑤ Q & A、Bennett博士も参加しての自由な雰囲気での著者および参加者間の交流

 

本書のもう1つの特徴として、「異」に注目することによって、異文化コミュニケーションの知見が適用できる範囲を、従来の国や人種、民族などの社会的カテゴリーの単位の外へと拡張することを試みているということがあります。「文化の定義が集団レベルにあるがゆえに異文化を社会的カテゴリーと結びつけて集団的にとらえる」というアプローチには、ある種のやりづらさがありました。既存の社会的カテゴリーを活用するだけでは、家庭や職場、学校で意識化されることの増えた、様々なコンテクスト上で多様に可視化される非対称性をうまくとらえることができないからです。たとえば、留学、受験、出産、結婚、離婚、転職、病気、災害など、ある特定の出来事の「経験者」と「未経験者」の間にも、互いの発言や行動に違和感を覚えることや、立場の違いから誤解や衝突の起こることがあります。集団単位での文化にとらわれず、線引き(分節)により立場が分かれることに注目できるようにすること、そして分けるだけでなく、境界を引き直してつながれるようにすることが重要です。この問題意識の下、構成主義と状況論的を踏まえた教育を心掛けていた山本が、石黒の概念化した「コンテクスト・シフティング」に出会うことによって、「異文化」から「文化」を外し、知覚対象としての「異」とするアイデアが具体化しました。

構成主義的な観点からは、カテゴリー化すること、カテゴリー化を解除すること、再カテゴリー化すること、観察のためのレンズとしてカテゴリーを利用することなどを含む、カテゴリーとの柔軟なつきあい方が学べる異文化コミュニケーションが必要であると考えます。その中において、カテゴリー生成者としての主体者意識を持つことと境界変更が可能であることを重視します。複数のカテゴリーを同時に使用できる認知的複雑性を高めるだけでなく、カテゴリー化への繊細な注意の向け方に関わる知覚的複雑性を高めることも必要です。この考え方はMilton Bennettが構成主義のパラダイムで提唱してきた異文化感受性の発達に沿うものです。本書にはBennettによる序章と最終章のほかに、多文化関係学会第18回年次大会におけるBennettの2つの講演のうち、異文化感受性発達モデルに関する講演の日本語訳も掲載されています

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【参加費と申し込み】Peatixからお申込みください。申し込み時に会員番号の入力のない方は受付しかねます。Peatix:https://sietar20221001.peatix.com

会員:600円   非会員  1000円

学生会員:無料   非会員学生 350円

  • お申し込みが確認された方には後程、ZOOMのアクセス方法など詳細をご連絡します。

なお、安定したWi-Fi環境でご参加されるようにお願い申し上げます。

問い合わせ先 (Please contact):プログラム委員長 (program directors):

鈴木有香 (日本語) Soyhan Egitim (English)

programs@sietar-japan.org

Call for proposals Extension

Call for proposals Extension

かねて、7月31日(日)を期限として受け付けておりました異文化コミュニケーション学会第37回年次大会の発表申し込みを8月9日(火)、23:59まで延長することになりましたので、お知らせいたします。今回、新型コロナウイルスの感染者数の急拡大による社会の混乱に配慮し、延長を決定いたしました。

発表申し込みの詳細は下記のページをご覧ください。

https://forms.gle/44rrPuUDLZedENpK9

尚、8桁の会員番号(封筒に記載されている番号)は必要です。

*会員番号のお問い合わせはoffice@sietar-japan.orgまでご連絡ください。

第37回(2022年)異文化コミュニケーション学会年次大会発表募集

第37回(2022年)異文化コミュニケーション学会年次大会発表募集
大会テーマ:「文化の狭間に生きる: 多文化的なアイデンティティと帰属意識の探求」
2022年11月26日、27日、オンライン大会

異文化コミュニケーション学会は、第37回年次大会を2022年11月26日(土)、27日(日)に、オンラインで開催いたします。本大会は、地域社会、職場、そして家庭の内部において、いかに複数の異なる文化がせめぎあっているのかに焦点を当てます。

異文化コミュニケーションならびに大会テーマに関する発表をお待ちしております。年次大会の要項をお読みになり、期限までに奮って応募くださいますようお願い申し上げます。

大会委員長: 﨑 ミチ ・ ロジャーズ・リサ (同志社女子大学)

6月例会

SIETAR Japan 6月定例会

タイトル:ウクライナ戦争と平和の条件
開催日時:2022年6月18日(土)13:30~15:30 
方法:ONLINE(ZOOM)
使用言語:日本語

*ニュース・ステーション(テレビ朝日系列)等でソ連・ロシア問題と言えば必ず解説者として登場していた下斗米先生がオンラインで皆様に今日のウクライナ問題についてマスメディアでは語りきれない部分を含めてお伝えします!!(刻々と変わる状況に合わせて、講演内容は変更する可能性があります。)

講演の概要:
ソ連崩壊から30年でなぜウクライナ戦争が起きたのか、冷戦後の米ロ関係、とくにNATO東方拡大問題がなぜ起き、これがなぜグローバルな対立となってきただけでなく、核戦争にもつながりかねないのか。また停戦と平和の条件とは何かについてロシア政治研究の第一人者からお話しいただきます。

講師:下斗米伸夫先生 (法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授)
著書に『ロシアとソ連 歴史に消された者たち:古儀式派が変えた超大国の歴史』河出書房新社(2013)、『プーチンはアジアをめざす 激変する国際政治』NHK出版新書(2014年)、『宗教・地政学から読むロシア 「第三のローマ」をめざすプーチン』日本経済新聞出版社(2016)、『神と革命 ロシア革命の知られざる真実』筑摩書房(2017)『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』作品社(2021)など多数。朝日新聞客員論説委員、日本国際政治学会理事長などをつとめ、現在も国際平和のための講演、執筆活動を精力的に行っている。

【参加費と申し込み】Peatixからお申込みください。申し込み時に会員番号の入力のない方は受付しかねます。Peatix:https://sietar-june-program2022.peatix.com

会員:500円   非会員  1000円
学生会員:無料   非会員学生 無料
 お申し込みが確認された方には後程、ZOOMのアクセス方法など詳細をご連絡します。
なお、安定したWi-Fi環境でご参加されるようにお願い申し上げます。
問い合わせ先 (Please contact):プログラム委員長 (program directors):
鈴木有香 (日本語) Soyhan Egitim (English)
programs@sietar-japan.org

「ウクライナの状況に関する声明」 シータージャパン(異文化コミュニケーション学会)

シータージャパン(異文化コミュニケーション学会)の皆様へ、
私たちはロシアのウクライナ侵攻を強く非難します。シータージャパン(異文化コ
ミュニケーション学会)は多様性と表現の自由を尊重しています。数百万の人々が故
郷を追われ、民間人が攻撃の犠牲となっている国際的状況を鑑み、現状への異議を
表明せずにいることはできません。戦争は過去のものであるべきです。多様な意見
、多文化アイデンティティ、選択の自由を重んじる世界に戦争が占める場所はあり
ません。戦争は社会にほとんど利益をもたらすことなく人命を奪います。私たちシ
ータージャパンは、ウクライナで行われているような不当な行為に立ち向かう人び
とと共にあり続けます。ウクライナ情勢は私たちにとって遠い出来事のように思える
かもしれません。しかし世界は小さく、仲間と起こす小さなアクションは、広範囲
に影響をおよぼす効果を生み出します。私たちに何ができるのかを知るために、私た
ちはより深く学び、世界中のシーターネットワークを活かすことから始めたいと思
います。
シーターヨーロッパは3月4日17時(中央ヨーロッパ時間)より、現状とウクライナ
の人びとへの支援についてオープンディスカッションを開催します。シーターヨー
ロッパのウェブサイトには、ディスカッション参加用Zoomリンクをはじめ、その他
の情報、サポートリソースへのリンクが掲載されています。
https://mailchi.mp/sietareu/sietar-europa-board-statement-on-ukraine-
983364?e=025ef7184d